パターンプロセス理論Eラーニング

パターンプロセス理論

パターンプロセス理論とは、公益財団法人高知県総合保健協会 院長 平井学先生が、30年近くの健診医としての経験と、高知県の50万人もの健診結果をもとに開発された、健診結果異常の組合わせにより 耐糖能異常の進行と、それに関わる動脈硬化の危険度を予測する理論です。見慣れた検査項目の血圧・糖代謝・脂質、肝機能を用い、項目の組合わせパターンを分類し、その推移から将来リスク(健康寿命損失年数)を評価します。「肝機能異常」を重要視していることが特徴で、有所見者の多い高血圧、高LDL血症、耐糖能異常も、単体なのか肝機能等の組合わせなのかで、将来リスクが違うことがわかります。分類されたパターンから、どの項目を改善すると健康寿命損失年数の回復が見込めるかがわかるので、対象者の生活習慣改善の動機付けに役立ちます。さらに研究を深められ、喫煙習慣の毒性としての健康寿命損失年数等の個別評価等から、組合せパターンのリスクの 違いは体内の酸化亢進状態と関与しており、耐糖能異常の重症化、動脈硬化による血管イベントの発症等健康寿命に 影響する因子の予測にとどまらず、老化や発がんと深く関わっているといわれています。


2024年5月 日本産業衛生学会自由集会 オンライン参加 申し込み  



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パターンプロセス理論 産業衛生学会自由集会 2023/5/12

2023年5月12日、宇都宮で開催された産業衛生学会 パターンプロセス研究会の自由集会「「現状と将来の危険度を「具体的に」お話しできる健康診断事後指導」~パターンプロセス理論のご紹介」のアーガイブです。現地ではたくさんの方にご参加いただきました。現地での録画でお聞き苦しいところが ございます。ご了承ください。
「パターンプロセス理論を用いた重症域糖尿病を軽症化させるための判断基準とは~相談事例からの考察」(平井先生 45分)
「パターンプロセス理論を用いた保健指導」(水越真代 10分)


パターンプロセス理論Eラーニング

この講座では、平井先生から「パターンプロセス理論概とはから、スーパー高齢者の事例、血管イベントを起こした 具体的症例、どの段階で危険度が高まっているのか、パターンプロセスリリンによる健康寿命の考え方と損失年齢、 パターンプロセス理論を用いた保健指導での使い方、対象者の方々の反応や企業内での活用事例などを学ぶことが出来ます。従来とは違った観点からの各種検査に関わる図や血管イベント症例の検査結果の推移、超高齢者の検査結果等、なか なか目にする機会がない数々の資料をもとに学ぶことが出来る貴重な機会になると思います。


第3期パターンプロセス理論Eラーニング 申し込み

費用:Eラーニング講座受講と研究会入会 32,340円(税込)研究会同時入会必須(1年)
   Eラーニング講座のみ受講     33,000円(税込)
   再受講              16,500円(税込):

(2020年オンライン・2021年名古屋・2022年以降Eラーニングの講座を受講された方、かつ研究会参加者(同時入会可)
内容:2021年名古屋にて実施したセミナーを編集しています。 
時間:約6時間(動画は
10-30分の分割してありますので隙間時間に学べます)

配信期間:8週間4期 2024年7月1日から2024年8月31日まで    
定員:30名(先着順)

申し込み開始:2024年5月15日から6月20日 

6月4週に配信の案内をご連絡します
①開始前キックオフ(2024年6月30日(日)19時30分-20時30分②中間交流会(2024年7月後半) 

③先生を交えて質問・交流会(2024年9月) 実施予定


ただの数字の羅列でしかなかった健診データが、対象者の生活背景や今後の見通しを思い描けるようになりました。個人の健診データが、基準値ではなく、組み合わせや素因、生活スタイルによって、解釈が違ってくるという考え方は、健康相談において、大変大きな後ろ盾になります。またその根拠になる客観的なデータがある事も、対象者の納得感を得る為には必要なリソースではないかと感じます。それを元に保健相談では、対象者が本当はどうなりたいかにアプローチし、そこに向けての具体的な行動を一緒に考える事に焦点をあてられるのではないでしょうか?対象者の意欲を引き出すために、おどしや知識の押し売りではなく、持続する意欲のきっかけ作りに役立てられるのではないかと思いました。そのためには、健康行動が具体的であることや、何をもって評価するのかも求められます。自分にとっての理想的な健康相談のイメージが、より具体的になりました。
ゼロ期参加者
これまで保健指導を行ったあと3ヶ月後くらいに血液検査を行って改善をみるなど効果判定含めたフォローを実施していたのですが、体重が落ちて肝機能は下がるのに、LDLはほとんど変わらないことが多く疑問に思っていました。この講座ですっきりしました。将来的なリスクをいかに伝えて社員の疾病の発症予防に繋げていけるか、まだまだこれからも学びを深めて、社員の健康に活用していきたいと思います。ありがとうございました。
ゼロ期参加者

パターンプロセス理論健康管理システム

健診結果をエクセルに入れることにより、パターンプロセス理論に基づいた、パターンプロセス理論の自動 レベル分け、個別指導票、経年指導票、ができるエクセルマクロのシステムを購入することが出来ます。(パターンプロセス理論Eラーニング受講者限定)

個人事業主や個人で活動をしている保健師・栄養士・医師など)   定価66,000円   

健康管理等を支援をしている法人(支援者2名まで)       定価132,000円        1名追加につき44,000円

自社の健康管理に利用  一法人につき一システム 定価66,000円     


パターンプロセス研究会入会

平井学先生が作られた、パターンプロセス理論をともに学び、よりわかりやすく納得感があり、お役に立てる保健指導を目指すグループです。最新の研究情報、勉強会情報、保健指導をしていて感じたことや疑問などを共有しあいます。パターンプロセス理論を学んだことのある方を対象としています。
参加資格:パターンプロセス理論Eラーニングまたはパターンプロセス理論のセミナーを受講された方

活  動:パターンプロセス理論の最新情報お知らせ、指導用ツールの共有、学びを深める勉強会、
指導上、上手くいったこと、課題だと思ったことを学びあう。
活動ツール:フェイスブックグループにて情報発信・交流をいたします。
特   典:平井先生のこれまでの原著論文を一括でダウンロードできます
年 会 費 : 1320円(税込)(ストアーズにて定期便として、4回/年、330円/回を徴収)
詳細の手続き方法は、お申込みいただいた返信メールにてご案内いたします。

当研究会へようこそ。産業衛生分野では、健診医の立場でずっと中小事業所(主に小)ばかり見てきました。小規模事業所の健康管理上の問題点を指摘する方々はたくさんいても、その問題点を解決に向けて具体化できている例が少ないと感じていました。自分で感じた問題点を明らかにする過程を残す目的で高知の医師会雑誌を選び(健診医として地元に情報を還元する意味もあり)、コツコツ結果を積み重ねながら自分の理論を形成しました。多分ここに集ってこられる方は、私の来た道を現在進行形で辿っているのだと思いますが、私のように年月を重ねる必要はありませんので、要領良くエッセンスをくみ取って役立ててください。これは皆様のためでもありますが、何よりも第一は、自分たちがこれから対応する方々(職域の労働者及び地域住民)のためです。
平井学先生から
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